病院長のあいさつ
令和6年11月より菅野 元喜病院長が就任いたしました。
2024年11月1日付けで杉田玄白記念公立小浜病院長に就任しました菅野元喜です。私は1985年に京都大学を卒業後外科学教室に入局、田附興風会北野病院、国立京都病院を経て1990年第2外科(現、肝胆膵・移植外科)大学院に進学しました。第2外科では同年6月より生体肝移植が開始され新規治療に参加できるという貴重な経験をさせていただきました。1994年からは小倉記念病院に移り低侵襲内視鏡手術を開始、2006年より杉田玄白記念公立小浜病院に異動となり内視鏡手術の普及に努めてまいりました。
今回の就任以前より地域の人口減少と高齢化が問題となってきておりましたが、今後も脳血管疾患・心臓疾患・外傷・悪性腫瘍等に対する医療需要並びに介護の必要性は今日までと同様で杉田玄白記念公立小浜病院が果たすべき役割は継続されるものと考えております。
一方、医療材料費の高騰や職員の給与引き上げにも対応が求められる時代ですので、認知症検診等の病院の看板となるような新規事業に加え、業務の効率化にも努力し医師・看護師をはじめ、全職員が働き甲斐を感じ、笑顔で患者さん・ご家族に接することができるような『地域住民の皆様とともに歩み、愛され、信頼される病院』を目指してまいりたいと存じます。どうぞ皆様ご理解・ご協力をお願い申し上げます。
令和6年11月
杉田玄白記念公立小浜病院長 菅野 元喜